2022 11/26 No0122
またまた暗い話題で申し訳ないがこの問題は何よりも 日本が優先して取り組むべきものだ。 「世界で最初に飢えるのは日本、食の安全保障をどう 守るか」という本を東大教授が出版した。 米国ラトガース大学の研究者らが局地的な核戦争が勃発 した場合、直接的な死者は2700万人だが「国際物流停止 による世界の餓死者が日本に集中する」と言う衝撃的な 研究があった。 「核の冬」による食料生産の減少と物流停止による2年後 の餓死者は世界の餓死者の約30%の7200万人が日本人と 推定した。 37%の自給率と種と肥料の海外依存度が高い日本に死者 が集中する、核被爆でなくとも物流停止が日本を直撃する。 現在の日本は野菜の種子を含め肥料、エネルギーの多く を輸入することで成り立っている。肥料の3要素は窒素、 リン酸、カリ、米作りに必要なリン鉱石も100%輸入、 農業機械を動かすエネルギーも漁船を動かすエネルギー 、そしてそれらを運ぶにもエネルギーも輸入。日本は米が あるから米を食べればと言う人がいるが米作りも外国から 肥料・石油等が入ってこないと成り立たない事を忘れて いる人が多い。鶏のヒナはほぼ100%が輸入 兎に角、出来るだけ地産地消を心がけて欲しいものです。 日本には納品期限ルールがある。 食品業界の3分の1ルールとは、製造日から賞味期限までの期間を3等分し、最初の3分の1がメーカーから小売店に納品 する「納品期限」次の3分の1が小売店で販売出来る「販売 期限」となっていてこんなに短いのは日本の特徴、このルール で返品され廃棄される金額は年間約809億円 と言われている。 アメリカは2分の1,フランスは3分の2,イタリアも3分の2
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